Alteryx Serverに保存したワークフローにタグをつける – Alteryx Serverアドベントカレンダー2022
こんにちは、スズです。
本記事はAlteryx Serverアドベントカレンダーの11日目の記事です。
Alteryx Serverに保存したワークフローにはタグを設定できます。11日目はAlteryx Serverのタグ機能についてご紹介します。
利用環境
本記事の執筆に使用しているAlteryx Serverの環境は以下の通りです。
- Windows Server 2022 (Amazon EC2)
- Alteryx Server 2022.1
- 認証タイプ:Built-in
タグの作成
Alteryx Serverのタグは、Curatorのみ作成することができます。タグを作成するには、管理者インターフェースの[Tags]を開き、[New]をクリックします。
[New Tag]ウィンドウにてタグの名前を入力し、[Create]をクリックします。オプションとして、[Admin Only]の有効/無効を設定できます。
タグの削除
作成したタグを削除する場合は、管理者インターフェースの[Tags]を開き、タグの右端の縦三点のボタンのメニューから[Delete]をクリックします。
[Delete Tag]ウィンドウにて[Delete]をクリックします。補足となりますが、ワークフローに付けられているタグであっても削除できます。利用しているタグを削除しないようご注意ください。
ワークフローのタグの編集
タグの作成はCuratorのみですが、作成したタグはCurator以外でもワークフローに設定することができます。タグを設定するには、[マイワークスペース] > [マイファイル]からワークフローをクリックします。
ワークフローの中で[タグを編集]をクリックします。
[タグを編集]ウィンドウにて、ワークフローに設定するタグを選択し、[保存]をクリックします。
設定したタグは、ワークフローの画面に表示されます。
Admin Onlyのタグ
タグには[Admin Only]というオプションがあります。Admin Onlyになっているタグは、Alteryx Serverの管理者にあたるCuratorの権限を持つユーザーのみ利用できるタグになっています。
以下の環境では、AdminOnlyという名前のタグを用意し、[Admin Only]のオプションを有効にしています。この環境にてCuratorとArtisanのユーザーのタグの設定画面を見てみます。
Curatorのユーザーの場合、AdminOnlyのタグが表示されており、[Admin Only]のオプションが有効になっているタグでも利用することができます。
Artisanのユーザーの場合、AdminOnlyのタグは表示されていません。Artisanのユーザーは[Admin Only]のオプションが有効になっているタグを利用できないということとなります。
補足となりますが、もし[Admin Only]が有効になっているタグが付けられているワークフローであっても、公開や共有されたワークフローはCurator以外のユーザーも参照することができます。あくまでタグを利用できるユーザーがCuratorのみとなります。
タグ付けによる検索結果への影響
Alteryx Serverには検索機能が搭載されています。ワークフローにタグを設定しておくことで、[マイワークスペース]で検索した際にはタグの設定も検索結果に反映されます。
以下の画像では、「training」という単語を検索しています。検索結果のワークフローには以下の表示となっています。ワークフローの名前に「training」という単語は含まれていませんが、各ワークフローに「Training」というタグを設定しているため、検索結果に反映されています。
最後に
Alteryx Serverアドベントカレンダー11日目、Alteryx Serverのタグについてお届けしました。